「技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」の使用手順

海外からデバイスを輸入した際、
技適マークが付いておらず国内で使用できないことがある
(発送先に日本が含まれてない場合、大体このケースに当たる)
そのまま使うと電波法にかかる可能性がある

 

その為、現状国内で使用する際には
技適未取得機器を用いた実験等の特例制度」を使う必要がある
これを使えば法律上の問題は回避可能

 

去年からWeb申請可能になったが、
Web申請ではマイナンバーカード(電子証明書の登録必要)が必須なので、
事前に準備必要

 

使用可能な期間は180日間

 

手順

  • このページを開く

  • 判定チャートで、申請したい機種が特例制度の対象か確認
  • ↑のページからユーザー登録(手順の中でマイナポータルAPプラグインをインストール)
  • マイナンバーカード(電子証明書の登録必要)を使用し、本人認証を実施
  • 使用する電波や技適に準ずる海外のマークを調べる
    とりあえずFCCを例にすると、

    www.fcc.gov使用する機器に内蔵されているFCC IDを調べ、Grantee CodeとProduct Codeを入力
    検索結果のViewFormに、FCC IDで登録されたモジュールの内容がある
    例えば以下であれば、Equipment Classの「Blue Gecko BGM11SxA/BGM11xN Bluetooth Smart Module」とある

  • データシートを探す

    https://www.silabs.com/documents/public/data-sheets/bgm11s-datasheet.pdf

  • 規格がBluetooth4.2だということがわかる
  • あとはサイトの指示に従い必要な情報を入力していく
  • 申請すると、すぐに申請受理のメールが届く

 

メールが届いたその時から、機器の使用が可能になる

数時間で申請は完了するのでとても便利