↓前回
残りの個人レベルプリプロセスでは、
必要により、電極再基準化や、条件分けを実施する
電極再基準化
探査電極が基準電極から遠くなるほど電位差が大きくなるため、頭皮上電位分布の偏りを最小にするため、ある電極のデータをすべての電極のデータから差分すること。
頭皮全体を満遍なく覆えるほどの電極数や、均一に配置されている場合に使用可能。ただし再基準化により検討すべき信号が消失してしまう可能性もあるので、導入には要検討
条件分け
個人レベルでの比較において、条件差を検討、エクスポートする必要がある場合に実施
例として↑を条件分けする、S2、S3、S4のイベントがエポックに内在されている
S3(標準刺激)が出たエポックに絞る
S2(標的刺激)が出たエポックに絞る
抽出したデータをファイルで保存しておけば、条件比較が可能になる(eeglabの場合は.set形式のファイル)